自転車に乗っていて、
少し小慣れてきた頃合いで、お洒落な格好でこの趣味を楽しみたいと思い始める、
ダートを走る魅力が分かり始める、
でもレースの醍醐味も感じ始めてしまった、
この3条件が揃う人だと何故か知っているのがバイクロア。
2年前ぐらいに松山でチラッと開催され、昨年は伝説的となったアーバン・バイクロアがなんと大阪・梅田駅の真横で行われました。その来場者数は5000、万かもと言われ。参加賞でも各メーカーの目玉商品がふんだんに配られ、ギャルが自転車にキャーキャー言ってたらしい??という夢の大会だったそうです。
バイクロア、
なんだか自転車業界内外の自転車好きが4人〜ぐらいを中心に様々なセンスが集まり埼玉・秋ヶ瀬ではかなりの出展・来客・新しい取り組みがあり、なぜかコースサイドに五右衛門風呂があったりするらしい。というイベント。スタンディング・スティルだけで成立する種目すらある。(そういう勝手な私のイメージです)

それが高知に来ると聞かされて、ホンマかいなーと、いや新型のコロナの拡大で訳の分からぬ年です。バタバタしていたら申込開始。そしてあっという間に本番です。
バイクロア in 仁淀ブルー 11月の14日と15日開催でした。
何とは無しにその自由な雰囲気、様々な自転車とその乗り手が相まって音楽も掛かる、キャンプ的なノリもあるという事を聞いていて、自転車のフェスの様に思っていました。フジロックやエゾロックなどのように自転車でも出来たらえいよねと、そう思っていた自分ですから憧れもあったイベントです。高知の最果てに封ぜられた自転車乗りもあれは良いものだと、言うておりました。

で、どうやら良いらしいのですがイメージしか無く、どう遊んでいいかはぶっつけでやろうや!となりました。割と当KCTCの若輩連中、仲間たちは参加することになり。エースはサスペンダーでイクそうです。各自、思い思いのスタイルで仁淀川の波川公園に集まりましたよ。

ガッツリと設営されたテントやフライオーバー、かなり美味しそうな出展ブースが並んでいます。そういえばキャンプサイトもありましたね。

レースも始まっていて、当日参加もOK。通勤仕様のママでもいい。耐久レースをやって締めはガチ目のファストクラス。加えて当日アレンジされた“ザブ”クラスもやってやりました。
そのザブクラスは、鎌井田に構える“有機高揚”さんが提供するZABでの川下りを混ぜ…
自転車でコース1周+ZABで川下り+サウナで整う?+河原を素足でランニングで競われました。


痛くて走れるか!と早歩きw
競技中にまさかのサウナで暖まるとか、その想像の斜め横200mを楽しませてくれました。かなり楽しんで記念品と表彰台をゲット。

そしてファストクラス。少年が速ー!
大人気なく付いていったり、林間でぶちコケたり。

ジャングルの住人、いや獣扱い?をされたり
を繰り返しながらなっかなか楽しみました。
いやいや、ブースのご飯も美味しく、レースをせずに回ってもいいぐらいアパレルなどもあった模様、キッズレースも盛り上がっていましたよ。
いい音楽も、人も沢山でした。
その惜しむらくは告知のし辛さと、短さでした。他イロイロ。
この良い取り組みは、コアでありつつ自由で、裾野を広げようと言う懐もあります。

この「コアでありつつ自由」という言い方ですがバイクロアが気になる方はぜひヤマネや、のみならずこのイベントに関わったところに聞いてみて是非次回参加してみてください。インターネットに文章で載せるよりクチコミでやりましょう。来年あるそうです、期待しています。
写真はいつもの©︎南予鮫 +少し私